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教育方針・歴史「確かな学力」と「豊かな人間性」を育成し、未来への扉を開け、歩み続けていく力をSPIRITS TOKYO CITY UNIVERSITY JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL校訓本校では右の4つを校訓として揚げています。学校は単に知識を得るための場ではありません。学んだ知識を活かし、高い次元で国際社会に貢献できる人間力を培う場でもあります。東京都市大学付属中学校・高等学校ではこれらの校訓のもと、生徒一人ひとりが自己実現を図れるよう教育を行っています。いつわりなく心を込めること誠実ルールや約束を守ること遵法自ら進んで行動すること自主意見や立場の異なる人とも協力すること協調校長先生メッセージ「学力向上」「人間力育成」をかかげ、子どもの未来への可能性を大きく広げる東京都市大学付属中学校・高等学校です。「学力向上」は未来への扉を開けてくれます。「知」の光は自分自身を、そして社会を、永遠に輝かしてくれるもので探求の喜び、知性の向上の喜びを自分なりにつかんでもらうことのできる学校です。義務として勉強に追い詰められ苦しめられるのではなく、学びに対しての自主的な権利への意識転換ができる学校です。「人間力育成」は歩み始めたときに大いに必要なものです。学力が向上し、未来への扉を開け歩み始めていくとき、他者との協力、励まし合いが必要になります。この際絶対的必要性が生じるのは、「自身の人間力」です。特に中等教育時代は大きな変化が心身ともに生じるときです。授業という学びの場で、部活動の場で、他校に類を見ない様々なプログラムの場で、師匠である先生方との関係や上級生、他校生そして外国の方々との関係で「人間力」を育成していきます。本校は愚直ともいえるほど男子の普通教育に徹してきました。男子には男子向けの教育法があり、女子には女子向けの教育法があることは実証されていますし、成果が出ています。中等教育間の男女の成長差は大きく、それぞれの差異が顕著になってきます。顕著になってくるときこそ、別学での教育をお勧めします。私たちは最新の研究成果を積極的に取り入れ、これからも男子に適した教育をすすめていきます。本校は進学校です。心身ともに健全に大きく成長することのできる人的環境・空間環境のもと、「学力向上」と「人間力育成」を自身のものとしていきましょう。東京都市大学付属中学校・高等学校校長 長野 雅弘建学の精神東京都市大学の前身である武蔵工業大学は、1929年(昭和4年)に創設された武蔵高等工科学校がルーツです。東京都市大学およびその付属校である本校は、自主独立の英気に溢れる当時の学生たちのスピリット、「公正・自由・自治」を建学の精神として継承しながら、新しい時代と社会の要請に応える学校へと進化し続けています。公正自治自由校章柏はわが国でも古来百樹の長とされ、また神木ともあがめられ、最も気品の高い樹木と見なされています。また、青々とした様は若人の象徴とも言え、葉を付けたまま冬を越し、翌春に新しい芽が出るとその葉を落とすことは、「後輩の成長を見届けて、先輩は春に卒業して去っていくこと」を意味しています。25TOKYO CITY UNIVERSITY JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL

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