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■ 社会人OBが全面的にバックアップキャリア・スタディは、社会人OBの方々の協力で成り立っています。業あり先生(6月)での講演をはじめ、企業訪問のコーディネーターもお願いしています。後輩である在校生が、自分の興味のある分野の幅を広げ、自分の夢をより現実のものとし、具体的な進路開拓につながるようバックアップをしてもらっています。スタート集会[6月]業あり先生[6月]マナー講座[7月]身のまわりの社会人インタビュー[7月]企業研修[8月]自分史作成[9月]キャリア・スタディ発表会[11月]中学3年で取り組む1年間のプログラム(キャリア・スタディ)1年近くにわたって続くキャリア・スタディのスタートです。取り組みスケジュールや、プログラムの目的である「社会人とは」「仕事とは」「仕事に就くまでの間に何を学んでおく必要があるのか」などを確認します。社会で活躍する人生の先輩方による講演会です。医師、大学教授、起業家、法律家、技術者、会計士…など様々な分野の方から職業観や夢の実現に向けてのプロセスなどを聞くことができます。キャリア・スタディでは、普段接することのない社会人の方々とコミュニケーションをとる場面が多くあります。コミュニケーション能力は社会人としての基本。あいさつ、身だしなみ、電話での対応、メモのとりかた…など、社会人としての基本を学びます。企業研修の事前学習として、周りの社会人の方々に、どういう仕事なのか、どういう仕組みでお金が稼げるのか、仕事で苦労する点は何か、身につけておかなければならない教養・資格・知識とは何かなどをインタビューします。ほかにテレビ番組を視聴してのレポート作成もあります。キャリア・スタディ最大のプログラムです。この企画は、目で見て、体で感じて勉強するものです。ただ、興味のある企業に行って、楽しそうだ、つらそうだ、というのではなく、「社会人とはどのようなものか」「どういうことが仕事になるのか」「社会に出るまでにどういうことを経験しなければいけないのか」などの様々なことを学んできてもらいます。それぞれの時代の自分を振り返って、「こんな日に生まれた」、「こんなことがあった」、「こんな性格の子どもだった」、「こんなことが得意だった、不得意だった」、「こんなことを頑張っていた」、「こんなことに苦労した」、「自分を変えるような出来事」また「思い描いた夢」など、文章にしてまとめます。そして、今の自分はどんな人物になっているか、レポートにまとめます。キャリア・スタディ後半は、コミュニケーションを前面に出したプログラムです。それまでの成果をまとめ、発表します。経験を共有することで、考え方の幅を広げていきます。その集大成が発表会。お世話になった企業の方やコーディネーターの方、保護者の方を前に、各クラスの代表がキャリア・スタディを通して学んだことをプレゼンテーションします。他にも、個人で作る「自分史未来版」「キャリスタ新聞」などもつくります。08TOKYO CITY UNIVERSITY JUNIOR AND SENIOR HIGH SCHOOL

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