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高1オーストラリア研修旅行 報告

現地に到着してまず印象に残ったのは、街を行き交う人々の多様さでした。アジア系の人々の姿が非常に多く見られ、体感としてはヨーロッパ系の人々と同じくらいの割合でアジア系の人々が生活しているように感じられました。市街地を歩くと、中華街や東南アジア系の飲食店や商店が多く立ち並び、さまざまな文化が共存しながら活気に満ちた街の雰囲気を形づくっていました。

ホームステイ先への合流地点では、ホストファミリーの方々が温かく迎え入れてくださり、生徒たちの表情からは次第に安心した様子がうかがえました。出発前には初対面でありながらも和やかな雰囲気の中で交流が進んでいたことが印象に残っています。短い滞在期間ではありましたが、ホームステイ終了時には別れを惜しむような表情を見せる生徒もおり、それぞれにとって心に残る時間となったように感じられました。

 

セントメアリー大聖堂では、日本ではなかなか目にすることのない壮大な建物の佇まいに目を奪われました。屋内に差し込む光に照らされたステンドグラスや壁画は、厳かな空気をまとい、静けさの中に神秘さを感じさせていました。宗教建築ならではの雰囲気を肌で感じることができ、生徒たちにとっても貴重な体験になったように思われます。

エコーポイントでは、日本では見られないほど広大な景色が目の前に広がり、雄大な自然を体全体で感じる時間となりました。遠くまで続く自然の造形を前に、生徒たちがそのスケールの大きさに感嘆している様子も見受けられました。

シドニー大学では、現地の学生にアテンドしていただき、キャンパス内を紹介していただきました。説明を受けながら施設を見学する中で、生徒の中には自ら積極的に声をかけて交流を図る姿も見られました。そのような姿勢は現地の学生にも好意的に受け止められ、終始穏やかで有意義な時間が流れていたように感じられます。

ディナークルーズでは、全方位がガラス張りの船に乗り込み、夕焼けに染まる景色を眺めながら食事を楽しみました。日常ではなかなか味わうことのできない非日常的な体験に、生徒たちも特別な時間を過ごしている様子でした。食事後にはデッキに上がり、心地よい海風に吹かれながら、思い思いに記念写真を撮る姿も見られました。その中で、生徒の一人が誕生日を迎えていたようで、自然と「ハッピーバースデー」の大合唱が起こり、船内は温かな雰囲気に包まれていました。

シドニー市街地での班別行動では、各班がそれぞれの興味・関心に応じて行動しました。ファッションビルでの買い物だけでなく、趣のある歴史的な建物にも目を向けながら街を巡る姿が見られました。単なる買い物にとどまらず、街並みや建物の外観そのものを味わいながら過ごした時間は、それぞれにとって印象深いものとなったようです。

今回のオーストラリア研修旅行は、生徒たちにとって日常から一歩外に出て、自分たちの世界を見つめ直す機会となりました。異なる文化や環境の中で過ごす中で、戸惑いや驚き、楽しさをそれぞれに味わいながら、一人ひとりが自分なりに多くのことを感じ取っていたように思います。この経験は、高校2年生として学びや学校生活に向き合っていくこれからの一年を支える土台になるはずです。研修で得た気づきを胸に、次の段階へと歩みを進めていくことを期待しています。