NEW TOPICS お知らせ

図書館新着図書(2026年8月・9月)

みなさん、夏休みにはさまざまな体験をし、学校生活に戻ってこられたのではないかと思います。

旅行に出かけたり、部活動や勉強に打ち込んだり、あるいは家でのんびり読書をしたり……。いろいろな体験の中で、新しく感じたことや、心に残った瞬間があったのではないでしょうか。

私たちが普段「当たり前」だと思っているものの見え方や感じ方は、人によって違ったり、ちょっとしたきっかけで変わったりすることがあります。

では、私たちは、そもそも世界や人をどのように「感じて」いるのでしょうか。

今回は、そんな問いについて新しい視点を与えてくれる、おすすめの2冊を、8月・9月の新着図書の中からご紹介します。

『認知のふしぎに迫る 共感覚の科学Q&A』

(横澤一彦著 東京大学出版会 141.2‐ヨ)

文字に色が見える? 音に形を感じる?――混ざり合う感覚の世界

数字や文字に色を感じたり、音に色や形などを感じたりする「共感覚」。一見すると不思議なこの現象について、脳のしくみや特徴を、科学的な知見をもとにQ&A形式でわかりやすく解説しています。共感覚を知ることで、人によって世界の感じ方が違うことにも気づかせてくれる一冊です。

『身体の美学入門』

(伊藤亜紗著 中央公論新社 081‐チ‐2916:中公新書) 

「美しい」ってなんだろう?――身体をめぐる感性を考える

私たちは、人の顔や体型、服装などを見て、「美しい」「魅力的だ」と感じたり、ときには「醜い」と感じたりします。では、そうした感じ方はどこから生まれるのでしょうか。本書は、身体をめぐる「美しい/醜い」という感性について、哲学や歴史の視点から考えます。美しさの基準がどのようにつくられ、私たちの人への見方とどう関わっているのかを考えるきっかけを与えてくれる一冊です。

普段はあまり意識しない「感じる」ということに目を向けると、自分の感じ方や、世界や人の捉え方について、改めて考えるきっかけになるかもしれません。ぜひ、2冊を手に取ってみてください。