高校１年生を対象に実施しています。目的は高校２年生進級時の文理選択にむけて、各学部・学科ではどのような勉強・研究ができるのかを知ることです。年２回実施します。１回目は本校教員による大まかな「学部・学科」に関する講義です。２回目は本校OBを招いて行います。生徒は関心のある「学部・学科」を事前に選択してOBから話を聞きます。２回目は少人数で行えることもあり生徒からOBへの質問も積極的に出ます。

本校では、難関国公立および私立大学を第一志望とする生徒が多く在籍しています。そうした生徒たちに早い段階で入試に関する豊富な情報を伝え、また精神面でもフォローしていくのがこのガイダンスの目的です。ガイダンスは、大学ごとに分けて行われます。教員だけでなく、実際にその大学に進学した本校の先輩たちも講師を務めるため、リアルな情報を得ることができます。高校2年生の生徒が参加し、入試問題の分析や学習方法についてのアドバイスなどを熱心に聞いています。

毎週月曜日から金曜日までの放課後、２名の卒業生がOBチューターとして自習室の監督に来てくれます。特に定期試験前はOBへの質問で溢れかえります。高校生はもちろん、中学生も積極的に活用しています。本校卒業生なので勉強に限らず、大学生活の様子や進路の相談なども気軽に気軽に様々な質問ができます。（2023年度、OBチューターは東京大学・一橋大学・東京工業大学・早稲田大学在籍の本校卒業生です。）

大学生や社会人、大学関係者などをお招きして、職業の話から入試まで進路を考えるための講演会を定期的に開催しています。

大学入試とは、いったいどのようなものなのか。具体的には、何をすればいいのか。この集会では、そうした疑問に対する答え、そして大学入試に向けての意識を高めるためのエールが､生徒たちに送られます。先輩方の合格実績や、自分たちの臨む入試の年間スケジュール、大学入学共通テストや国公立入試に関する説明に耳を傾ける生徒たちの様子は、まさに真剣そのもの。集会が終わった後には、「目標に向かって進もう！」という、熱い想いを抱く受験生としての顔つきになっています。