キャリア・スタディ

「働くとは何か」を考える

<キャリア・スタディ>

人のためになる夢を持とう!

本校の進路指導は、中学生の早い段階から始まります。ただ、いきなり入試の対策にとりかかるのではありません。生徒一人ひとりが、大学のその先にある自分の将来像をじっくり考えることを重視しています。中学3年生に「今までと、今の自分を見つめ、将来の職業や進学に目を向けてもらいたい」と考え、1年間のプログラムが組まれています。これは「将来の職業を決めること」が目的ではありません。そもそも職業選択とはそんなに単純なものでは、ありませんから。それでも少しずつ具体的な行動に移していく、そんなプログラムです。

スタート集会[6月]

1年近くにわたって続くキャリア・スタディのスタートです。先輩や社会人OBの話を聞き、「働くとは何か」について考えはじめます。

業あり先生[6月]

社会で活躍する人生の先輩方による講演会です。お出でいただくのは、医師、大学教授、ベンチャー、法律家、スポーツ系、会計士…など多種多彩。先輩方それぞれの立場で「働くとは何か」について語ってもらいます。

マナー講座[7月]

キャリア・スタディでは、多くの人とコミュニケーションをとらなくてはなりません。なぜなら、コミュニケーション能力は社会人としての基本だからです。企業研修に先立って、コミュニケーションのマナーを学びます。具体的には、身だしなみ、あいさつ、おじぎ、電話でのマナー、立ち方座り方、メモのとりかた…などです。

身のまわりの社会人インタビュー[7月]

企業研修の事前学習として、周りの社会人の方々に、どういう仕事なのか、どういう仕組みでお金が稼げるのか、仕事で苦労する点は何か、身につけておかなければならない教養・資格・知識とは何かなどをインタビューします。ほかにテレビ番組を視聴してのレポート作成もあります。

企業研修[8月]

キャリア・スタディ最大のプログラムです。この企画は、目で見て、体で感じて勉強するものです。ただ、興味のある企業に行って、楽しそうだ、つらそうだ、というのではなく、「社会人とはどのようなものか」「どういうことが仕事になるのか」「社会に出るまでにどういうことを経験しなければいけないのか」などの様々なことを学んできてもらいます。

キャリア・スタディ発表会[11月]

キャリア・スタディ後半は、コミュニケーションを前面に出したプログラムです。それまでの成果をまとめ、発表します。経験を交流することで、考え方の幅を広げていきます。その集大成が発表会。お世話になった企業の方やコーディネーターの方、保護者の方を前に、各クラスの代表がキャリア・スタディを通して学んだことをプレゼンテーションします。

■ 社会人OBが全面協力

キャリア・スタディは、社会人OBの方々の協力で成り立っています。協力企業の募集、連絡、打合せなどはもとより、企業訪問のコーディネーターもお願いしています。そして先輩として「愛すべき後輩たちのために!」との思いで、色々とお世話いただいています。キャリア・スタディで成長した卒業生たちが、後輩のために尽くすというサイクルができています。

キャリア・スタディ

本校のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。 私たちの教育の特徴を知っていただくために、みなさまに、お伝えしたいメッセージがあります。ぜひご一読いただき、本校の教育方針へのご理解を深めていただければ幸いです。