枠にとらわれない独自の教科別カリキュラム
<特色ある授業>
トシコーでは、教科書に頼らず「自分で調べ、考えて、答えを導きだす」ことに重点を置いた授業を行っています。
特色ある授業
<特色ある授業>
トシコーでは、教科書に頼らず「自分で調べ、考えて、答えを導きだす」ことに重点を置いた授業を行っています。
高校2年の定番教材である夏目漱石『こころ』の授業終了後、漱石山房記念館や雑司ヶ谷霊園など、作品の関係地をめぐる「文学散歩」を実施しました(希望制)。小説はフィクションですから、必ずしも舞台と実際の場所が一致している必要はありません。それでもモデルとなった地を訪れれば作品への理解が自ずと深まります。「好きこそものの上手なれ」という言葉のとおり、国語に興味を持ってくれる生徒が増えることを期待しています。
生徒の成長段階をふまえながら社会科見学を実施(希望制)。中2では江戸東京博物館と国立歴史民俗博物館を見学、中3では東京地方裁判所の刑事裁判(裁判員裁判)を傍聴、高1では日本銀行の見学を行います。教室の授業にとどまらず、さまざまな実社会を体験することで、社会科に対する意識や興味を高めてもらうのが狙いです。
計算や公式などの暗記を重視した教科書通りの授業は行いません。もっと「数学」の奥深い部分や本質的なおもしろさを生徒たちに伝えていきます。数学的思考力をつける手段として、「日本ジュニア数学オリンピック」を目指した応用講座も開講。希望制の講座にもかかわらず、毎回多くの生徒が積極的に参加し、輝かしい実績を残しています。
中1〜中3までは教室での理科の授業以外に実験の授業を設け、レポート作成にも取り組みます。また中1では地学の野外実習(希望制)も行い、実地研修をもとに論理的思考力を強化します。高2では、物理・化学・生物の実験(2科目選択)とレポート作成を行い、記述力を育てます。「なるほど」「わかった」という場面が増えていくことで、知的好奇心が高められていきます。
中高生の時期は心身の機能を向上させ豊かな人生を歩むための土台づくりとして、様々な運動にチャレンジしたい時期です。一方で心肺機能には個人差があり、一律の内容では全員にとって適切な運動強度とすることは難しい面があります。中1で取り組むペースランニングでは心拍数を計測し、無理なく心肺機能を高めることのできる自分にとってちょうどよいペースを探します。
美術には制限や定義がありません。例えばトシコーでは、ひとつの立方体を作ることから建築について深く考え、モノ作りの心を養うことを目的としたカリキュラムを組んでいます。他にも文化祭で展示するモニュメントの模型やポスター制作を通じて、美術と社会との関わりを考えます。「作って、感じて、考える」美術を実践しています。
音楽には、聴く愉しみの他、「自ら演奏する喜び」があります。中1・2では合唱コンクール、中3では器楽アンサンブル、そして高1ではピアノで弾き語りができるようにステップアップをはかります。「自ら演奏する喜び」を経験することで、音楽をもっと身近なものにし、人生を豊かにしてもらいたいと考えます。
「住居計画」の授業では、グループで家の間取りを考えて発表。設計の意図や特長を他人にわかりやすく伝える工夫をします。「家庭の学習」では、気遣いや感謝の気持ち、要望といった直接伝えづらい思いを川柳でつづります。発表会では笑いあり涙あり。自分の考えを表現する授業を通じて、家庭や暮らしのあり方への考察を深めていきます。
中学ではまずWord・Excel・PowerPointやタイピングなど、パソコン活用能力を高めます。つぎに「クラス伝言板システム」をはじめ、プログラミングの演習を多く取り入れ、ジュニア向けの国際情報科学コンテスト「ビーバーチャレンジ」にも挑戦します。高校では日常の当たり前を論理的に理解しながら、共通テスト対策も行います。
英会話の授業は20人程度の少人数で実施し、帰国生も参加します。日本人の教員とネイティブの教員が協力して指導にあたります。帰国生が英語で自然に会話する様子から一般の生徒は大いに刺激を受けます。海外在住の講師とリモートで会話する「オンライン英会話」も実施しています。
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