特色ある授業

枠にとらわれない独自の教科別カリキュラム

<特色ある授業>

トシコーでは、教科書に頼らず「自分で調べ、考えて、答えを導きだす」ことに重点を置いた授業を行っています。

国語 「天声人語」を書き写し記述力と考察力を養う

中1の授業では、朝日新聞の連載コラム「天声人語」を題材に、起承転結などの構成や表現方法を学びます。コラムを書き写すことで、記述力だけでなく、語句や慣用句の知識など、多角的な学力を養います。さらに、記事に取り上げられているニュースや話題をもとに、自分の意見を持つことで、考察力を育んでいきます。このように教科書にとらわれない、生きた素材を積極的に授業に取り入れています。

社会 裁判所・日本銀行の見学ツアーで社会のしくみや世情を知る

生徒の成長段階をふまえながら社会科見学を実施(希望制)。中2では江戸東京博物館と国立歴史民俗博物館を見学、中3では東京地方裁判所の刑事裁判(裁判員裁判)を傍聴、高1では日本銀行の見学を行います。教室の授業にとどまらず、さまざまな実社会を体験することで、社会科に対する意識や興味を高めてもらうのが狙いです。

数学 「日本ジュニア数学オリンピック」を目指したハイレベルな授業で学ぶ喜びを知る

計算や公式などの暗記を重視した教科書通りの授業は行いません。もっと「数学」の奥深い部分や本質的なおもしろさを生徒たちに伝えていきます。数学的思考力をつける手段として、「日本ジュニア数学オリンピック」を目指した応用講座も開講。希望制の講座(Ⅱ類必修)にもかかわらず、毎回多くの生徒が積極的に参加し、輝かしい実績を残しています。

理科 3年間で約60テーマの実験授業 科学する心と知的好奇心を刺激する

中1〜中3までは教室での理科の授業以外に実験の授業を設け、レポート作成にも取り組みます。また中1では地学の野外実習(希望制)も行い、実地研修をもとに論理的思考力を強化します。高2では、物理・化学・生物の実験(2科目選択)とレポート作成を行い、記述力を育てます。「なるほど」「わかった」という場面が増えていくことで、知的好奇心が高められていきます。

体育 グループノートを活用した「考える」体育で論理的思考力を高める

「わかって、できて、ともに学び合う」。その大切さを知るために、「グループノート」に取り組みます。グループノートとは、授業の感想や反省点を記入するノートのこと。授業のたびにノートをつけることで「記述力」を養い、「できるようになるための論理的思考力」を育みます。お互いに学び合うことの大切さを知るための、トシコー流「考える」体育です。

美術 モノを作って創造力を伸ばし、作品を通して想像力を深める

美術には制限や定義がありません。例えばトシコーでは、ひとつの立方体を作ることから建築について深く考え、モノ作りの心を養うことを目的としたカリキュラムを組んでいます。他にも文化祭で展示するモニュメントの模型やポスター制作を通じて、美術と社会との関わりを考えます。「作って、感じて、考える」美術を実践しています。

音楽 高1までに誰もが弾き語り出来るようになる授業

音楽には、聴く愉しみの他、「自ら演奏する喜び」があります。中1・2では合唱コンクール、中3では器楽アンサンブル、そして高1では弾き語りができるようにステップアップをはかります。「自ら演奏する喜び」を経験することで、音楽をもっと身近なものにし、人生を豊かにしてもらいたいと考えます。

技術家庭 住宅設計や家庭川柳を通じて「正解のない問題」に答えを出す

「住居計画」の授業では、グループで家の間取りを考えて発表。設計の意図や特長を他人にわかりやすく伝える工夫をします。「家庭の学習」では、気遣いや感謝の気持ち、要望といった直接伝えづらい思いを川柳でつづります。発表会では笑いあり涙あり。自分の考えを表現する授業を通じて、家庭や暮らしのあり方への考察を深めていきます。

情報 情報化社会の中で勝ち抜くための問題解決力を身につける

情報の授業では、実践を通じて情報表現力や問題解決力を身につけます。例えば中学ではピクトグラムの作成、高校では統計グラフコンクールへの応募を行います。また大きな達成目標として、企業から出される課題に答えてプレゼンを行う「クエストエディケーションプログラム」へのエントリーなども行っています。

英語 情報化社会の中で勝ち抜くための問題解決力を身につける

ネイティブスピーカーと海外で通用する「生きた英語」を学ぶ

特色ある授業

本校のウェブサイトをご覧いただき、ありがとうございます。 私たちの教育の特徴を知っていただくために、みなさまに、お伝えしたいメッセージがあります。ぜひご一読いただき、本校の教育方針へのご理解を深めていただければ幸いです。