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2025年3月19日
中3 京都・奈良研修旅行 ~歴史と文化、そしてSDGsを学ぶ旅~
3月10日(月)~14日(木)の3泊4日、修学研修旅行で京都・奈良を訪れ、日本の歴史・文化の魅力を体感するとともに、SDGsを関連させ探究学習にも取り組みました。
【奈良】1~2日目
東大寺の大仏や法隆寺の五重塔を見学し、日本最古の木造建築の技術や文化的価値を探究しました。奈良公園では、鹿とふれあいながら散策。鹿せんべいを手にした生徒たちは、鹿とのコミュニケーションを楽しんでいました。また、現地のガイドさんの話を聞くことで、歴史的遺産の保全活動や観光と地域社会の関わりについて深く学ぶことができました。
【京都】2~4日目
清水寺や金閣寺などの世界遺産を巡り、日本の伝統建築や仏教文化を学びました。伏見稲荷大社では観光と環境保全のバランスについて考えました。4日目の体験活動では、八つ橋づくりや茶道体験など5つのコースに分かれました。特に、座禅体験では実際に警策で肩を叩かれることで慌ただしい日々に疲れた心を整える機会となりました。
【SDGsと探究学習】
3日目のタクシー班別研修で”Q都(きゅーと)スタディトリップ”というプログラムに取り組みました。(事前活動として訪問先に連絡をし、受け入れに応じてもらえるかアポイントメントを取る作業をしました。相手先の都合があわず、訪問先が変更することもありました。)
この旅では、「なんで古着で若者や地域が元気になるの?」、「なんで漆のボードがサーファーに大人気なの?」、「なんで旅館が日本文化の宝庫といわれるの?」などさまざまなテーマのもとSDGsの目標に関連した学びを深め、全17テーマ、25団体/企業様にご協力いただきました。
探究学習を通じて「なぜ?」と疑問を持ち、「どうすれば?」と解決策を考える姿勢を学ぶことを想定していました。しかしふたを開けてみるとそこに留まらず、職業選択のきっかけとなったり、そこから話が派生してお話をしてくださった方の人生観に触れるなど思いもよらない学びにつながったりする班もあったと生徒から聞きました。この経験を生かし、今後の学びや日常生活でも持続可能な社会について考え、人任せにせず自ら取り組むことができる姿を見せてくれることを期待しています。