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スクールライフ
2024年12月4日
ボランティア活動 秋
11月30日(土)放課後、有志で集まった45人の生徒によってボランティア活動が行われました。今回も成城自治会の方々には大変お世話になりました。いつも貴重な体験をさせていただき、誠にありがとうございます。
12時50分、45人の生徒はお弁当を持って集合しました。急いで昼食を食べ、班を決め、トング、軍手、ごみ袋を持って成城学園前駅南口に向かいました。そこで集合写真を撮った後、自治会の方々に指示を仰ぎながら、各地域の清掃を行いました。
参加した生徒たちに、なぜ、ボランティアに参加したのかを聞いてみると、「一度は参加したいと思っていたが、部活があり、なかなか参加できなかった。引退し、時間に余裕ができたので参加した」とか、中には「何度も参加している。中学1年生からずっと参加してきた」という生徒もいました。
清掃終了後は集めたごみの分別を行い、ごみの種類ごとにおおよその数を確認しました。中でもペットボトルや煙草の吸い殻、お菓子の袋などが多く目立ちました。生徒たちは黙々と宝探しをするかのように(生徒の言葉を引用)ごみを探し、そこから自分なりの考えを持つことができたようです。今まで気にもしていなかった街の道路やビルとビルの間にある大量のごみを見て、なぜ、ごみが捨てられているのか、誰が捨てているのか、どうしたらごみが無くなるのかを考えることができたようです。初めはなんとなくボランティアに参加した生徒たちも、この経験を通して人としての生き方についてまで深く考えることができたと思います。
ボランティアは人を成長させます。お金では測れないほどの貴重な財産が心に産まれます。その財産が「自分」を作り、豊かな人生観を育み、豊かな街、国を作っていきます。どうして豊かな国を作ることができたのかを振り返ってみると、他人の捨てたごみを拾い、心を痛め、それをまずいと思った子供がいたからだと気付く日が来るかもしれません。
今回(前回も含め)、ボランティアに参加した生徒たちの感想を文集にしたいと考えています。強制ではありません。寄稿したいと思った生徒たちの文章をまとめ、図書館に置きたいと思います。また、次回のボランティアには、もっと多くの生徒が参加してくれることを期待しています。
今回参加してくれた生徒のみなさん、大変おつかれさまでした。急遽お手伝いをしてくださった先生方、また、よろしくお願いいたします。