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スクールライフ
2021年2月18日
中2「百人一首かるた大会」
国語科授業の一環で百人一首を覚え、クラス内で「かるた大会」を行っています。まず、百人一首を暗記するところから始まり、試験も行われます。試験に合格しなければ、追試も受けなければなりません。そして、迎えた「かるた大会」。試験では、今一つだった生徒も、「かるた大会」では本領発揮という話も聞いています。
かささぎの 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞ更けにける
(中納言家持718?~785)
天の川が白く見えるとは、今の東京では考えられない夜空です。
住の江の 岸による波 よるさへや 夢の通ひ路人 目よくらむ
(藤原敏行朝臣 生年不詳~901)
自分が見た夢での思いが後世に残るとは、作者の思いの強さが伝わります。
このように、一つ、一つ情景を思い描きながら、覚えていくと楽しいと思います。
誰もが一度は通る道、百人一首。みなさんは、何首言うことができますか?
千年も前の言葉を私たちは学んでいます。先人たちの思いに触れながら、一生懸命覚えましょう。