高校卒業式（第70期）

3月18日土曜日。例年より早く咲き始めた桜に小雨がかかる中、第70期高校3年生の卒業式が行われました。卒業生は今年も多くの方々に祝福されて母校を巣立ちました。体育館の光の中に立つ卒業生を見ていると、本当によく頑張ったと声をかけてあげたくなりました。

 

 

 

マスク着用は任意で、多くの生徒はマスクを取ることはありませんでしたが、マスクを外して式に臨んだ生徒もいました。それが咲き始めた桜と被り、いつか桜が満開となるように、マスクをしない生活が当たり前になればいい、そう願う卒業式となりました。

 

 

 

 

6年間は長いように見えて、過ぎてしまえば一瞬の瞬きでしかありません。不安と希望を抱えながら門をくぐった中学1年生が、花を咲かせて門を出て行きます。でも、皆が皆、花を咲かせたわけではありません。

 

 

 

 

「何も咲かない寒い日は、下へ下へと根を伸ばせ。やがて大きな花が咲く」

この言葉は、シドニー五輪 金メダリスト高橋尚子さんの座右の銘だそうです。

 

たとえ花が咲かなくとも、くじけずに頑張ってほしい。それが私たちの願いです。

 

 

 

 

卒業式の後、名残惜しそうに教室に残り、写真を撮っている卒業生が印象的でした。

みなさん、卒業おめでとうございます。これからもがんばってください！