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スクールライフ

2026年2月28日

アジの解剖からわかること

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今年度、中学1年生の科学実験を3回取材しました。1回目は「ニワトリとヒトの赤血球の違いについて」。2回目は「ブタの心臓のしくみ」。そして今回は「アジの解剖」です。取材をした中で、たくさんの知識を得ることができました。その一つに理科の世界では動植物の名前(種類)をカタカナで表記するということを教わりました。人は「ヒト」、鶏はニワトリという風に表します。そのニワトリの赤血球は楕円で核があり、ヒトのは丸くて核はなく、真ん中がへこんでいます。ヒトは進化の過程で酸素を多く運ぶために核を捨てたのです。こういったことは確かにを本で学ぶこともできます。しかし、実際にニワトリを解剖し、骨の中から骨髄を顕微鏡で見たことで、鮮明に私の頭に残っています。ブタの心臓を解剖したことも同じです。自分が中学生の時に教科書で学んだことは(今となっては)曖昧で、心に残っているものはほとんどありませんでしたが、前回、初めて見たブタの心臓は強烈に目と頭に残っています。さらにその心臓の仕組みや、左心室と右心室の筋肉の厚みが違うことの意味も今はよくわかります。

 

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そして今回はアジです。では、アジの解剖を通して何を学ぶのでしょうか。血液、心臓と学び、アジでは全身を観察することができます。口から入った海水は、エラを通して酸素やプランクトンを取り入れることができます。そしてプランクトンは食道を通り、胃袋、腸、そして肛門へと運ばれます。それはヒトにあてはめることもできます。私たちの口から入ったものは、同じように食道、胃、小腸、大腸、肛門へと運ばれます。アジを解剖しながらヒトについても考えることができます。

 

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実験を終えた生徒に感想を聞くと、心臓の位置が思ったより頭に近いということでした。ヒトとの共通点もありました。肛門です。肛門はヒトもアジも中央にあります。ニワトリもブタもヒトも全く違う形に進化をしましたが、皆、酸素を必要とし、食べるものを必要とします。その消化の仕組みもよく似ています。また、血液を体に送る心臓もです。それは偶然でしょうか?それを皆さんには深く考えてほしいと思います。

 

 

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